千利休のローソク足分析 信越化学、高島屋、ヤクルト本社

テクニカル 個別


信越化学工業(4063) 週足

40632013年5月高値7,310円から調整が続いており、主力株では出遅れ感が強い。そのため全体相場の足元の調整局面でも大陽線を形成し、下ブレを回避できるムードも。13年5月高値を起点とした右下がりの上値抵抗線の下方推移が続いており、一時的に転換線まで調整する可能性はあるが、抵抗帯(雲)のネジレのタイミングに注視したい。直近の大陽線に対する調整が小さければ小さいほど、上方にブレークしていく可能性が高いと考えられる。信用買い残は減少傾向にあり、一段の整理進行が反発力を決める要因の1つである。

RSI(13週)は50%超えに続き、直近高値を上回れるかがポイント。07年7月高値9,580円を起点とした中期の上値抵抗線をブレークできれば、08年12月安値3,400円から09年9月高値6,010円までの上昇幅2,610円に対するE計算値8,620円、13年5月高値から直近3月安値5,267円までの調整幅2,043円の倍返し(V計算値)9,353円まで上値余地が広がるだろう。いずれにしても、08年6月高値7,000円を一度上回ったことで、07年7月高値に向けて騰勢を強めていく展開が予想される。

高島屋(8233) 週足

8233週足の一目均衡表では抵抗帯(雲)の中をキープ。直近安値832円を維持しながら比較的底堅く推移しており、2,013年5月高値1,183円を起点に見れば三角もちあいを形成している。よって、遅行線の目先の好転や逆転はダマシとなるケースもあるが、信用残の売り長状況から判断して、全体相場につれてダラダラ売りが続く環境ではなさそうだ。三角もちあいが12年11月以降の急騰波動に対する踊り場であるとすれば、逆張り的発想で押し目買いが有効となる。

13年5月高値は、11年3月安値451円から12年3月高値687円までの初動の上げに対する2E計算値(1,159円)が意識された。RSI(13週)は50%以下の水準で下げ渋っており、50%ブレークが買い場となる公算が大きい。上値抵抗線や1月高値1,064円を上回れば、11年3月安値から12年3月高値までの初動の上げに対する3E計算値1,395円まで上値余地は広がる。04年4月高値1,438円や07年12月高値1,464円手前が強い上値の壁になってくるだろう。

ヤクルト本社(2267) 週足

2267週足の一目均衡表では抵抗帯(雲)をサポートに下値を切り上げる展開が続く。RSI(13週)は50%を下回った直後であり、しばらく同水準に上値を抑えられる可能性は高い。ただ、上値抵抗線と下値支持線の収れんが近づいており、放れは夏場までには予想できること。信用売り残と買い残の拮抗(きっこう)が続いており、需給面に不安は乏しい。

2013年5月高値5,440円から同年6月安値3,770円までの値幅1,670円が、のちに習性値幅として生じてくる公算が高い。直近安値4,635円からの切り返しは、13年5月以降のもみ合い中値(4,605円)が意識されており、直近安値から1,670円の習性値幅を上昇で当てはめると、6,305円どころが次の大きな節目となりやすい。

07年2月高値3,810円から09年3月安値1,425円までの下落幅は2,385円。その下落幅の倍返しのV計算値が6,195円となることから、6,200-6,300円はやはり重要である。

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