IPO社長会見 トレックス・セミコンダクター(6616) 電源用アナログIC専業メーカー

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藤阪知之代表取締役社長

藤阪知之代表取締役社長

トレックス・セミコンダクター(6616)が8日、JASDAQに新規上場した。公募価格を10.4%下回る4,480円で初値を形成、その後は一進一退の動きが続くも公募価格の5,000円には届かなかった。上場当日の記者会見で同社の藤阪知之代表取締役社長=写真=は次のように語っている。

「特化型」で高効率成長…1995年に携帯用オーディオ向け電源ICの供給からスタート。携帯機器の成長を想定して事業を始めた関係上、「小型」「低消費」との大きな使命を持って20年間、技術を積み重ねてきた。その後は携帯電話やスマートフォン、デジカメ、携帯型ゲーム機などの急成長に伴って事業拡大したが、同時にアジア勢の台頭で価格競争も激化。一時は利益が赤字転落するも、2012年より付加価値の高い産業・車載・民生機器にシフトした結果、前3月期は15%超の利益率を達成するまでに回復している。

製品拡充して世界で勝負…上場で得た資金をもって「製品開発」と「グローバル体制」を強化する。当社は国内唯一のアナログ電源IC専業メーカーで、先述した通り「低消費」に強みを持つが、足元では技術力を生かして既存製品の延長線上に見える「中高圧」分野の新製品開発にも着手している。これらを手掛けるグローバル規模のアナログ半導体メーカーに倣って、将来は20%、40%といった高い利益率を目指したい。

配当性向20%をイメージ…まずは株主のためにも売り上げ、利益を上げて株価を向上させることを優先するが、将来的には配当性向20%程度以上の株主還元策をイメージしている。

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