「高額レジャー」ニーズ緩まず? GWはネット経由で“海外”増加

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増税による消費者の心理的ダメージが懸念されるが、海外旅行など「高額レジャー」については過度な心配は不要かもしれない。

旅行各社が発表したゴールデンウイーク(GW、4月26日から5月6日)の予約動向によると、国内旅行は昨年から鈍化が見込まれるものの、日並びの悪さをものともせず「海外」「ネット経由」については増加も期待される。

HIS(9603) 週足

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JTBが3日に発表した調査結果によると、GWの旅行者は前年同期比3.8%減の2,243万人になる見通し。国内旅行は3.6%減、海外旅行は11.4%減だが、総旅行人数自体は昨年、おととしに次ぐ過去3番目の高さでもある。

一方で、旅行に出かける人の平均費用は国内4.2%減に対し、海外は8.1%増だった。加えて、全体の57.5%は「旅行支出は同程度」と回答するなど、節約志向が高まる中でもレジャーに前向きな姿勢もうかがえる。

そして「ネット」。国内旅行流通額でJTBに次ぐ楽天トラベルが3月末に発表した調査によると、旅行予約サイト「楽天トラベル」経由でのGW海外旅行宿泊数は前年同期比10.4%増だった。50歳代女性の同31.9%増との伸びが際立つが、それ以外の年代.性別を見ても、20代男性を除く20歳-60歳代すべての男女でプラスとなった。

ネット経由の利用が多いエイチ・アイ・エス(9603)、高額な秘境めぐりを得意とするユーラシア旅行社(9376・JQ)、シニア向け海外ツアーを手掛けるニッコウトラベル(9373・2部)あたりは、増税ダメージが軽微な可能性が高そうだ。

あるいは国内がメーンだが、高級ホテル.旅館予約サイトを運営する一休(2450)、ゴルフ場予約サイト運営のゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、3319・東マ)あたりにも目を配っておきたい。

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