バングラデシュ関連に注目 1,200億円規模の円借款で関係強化 

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岸田外務大臣が3月21日にバングラデシュを訪問しアリ外相と会談、火力発電所の建設や天然ガスのパイプラインの整備など、バングラデシュのエネルギー開発を支援するため、総額1,200億円規模の円借款を供与することを表明した。今回の円借款により、バングラデシュが経済発展を進めていく上で日本とのさらなる関係強化が期待され、現地に進出する日本企業にもビジネスチャンス広がりそうだ。

伊藤忠(8001) 週足

伊藤忠(8001) 週足

バングラデシュの面積は14万4,000平方kmと日本の約4割の面積しかないが、1億5,250万人(2013年3月末)の人口が存在、1平方km当たりの人口密度は1,100人と中国の8倍、インドの3倍の規模もあり、人口の多さから潜在的な経済成長力は高い。中国での賃金が上昇し、日本企業の多くがほかのアジアへの進出を模索するする中、バングラデシュへ熱い視線が向けられている。

日本企業で最もつながりが深いのは50年以上にわたり駐在員を派遣している伊藤忠(8001)。バングラデシュでは縫製業が輸出の8割を占め早くから根付く中、縫製機械などで貢献、現在ではさまざまなプロジェクトを手掛けている。

ファーストリテイリング(9983)は、グラミングループと共同で、「グラミンユニクロ」を設立し、2010年からバングラデシュでソーシャルビジネスを開始。

加えて「ヒートテック」など東レ(3402)と共同開発した合繊繊維の肌着について、中国以外での生産比率を高める中、バングラデシュでの生産移管も進めている。

ペガサスミシン製造(6262)もダッカ、ナラヤンガンジ、チッタゴンに販売拠点を設置している。

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