需要高まる冷凍食品 単身世帯などをターゲットに品ぞろえ強化

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食品スーパーやコンビニ各社が相次ぎ冷凍食品の品ぞろえを強化している。単身世帯が増加し、女性の社会進出が進んでいることが要因で、手間がかかる料理を電子レンジで解凍するだけで食べられることが魅力となっている。関連銘柄をピックアップしてみた。

ファミリーマート(8028) 週足

ファミリーマート(8028) 週足

共働き世帯の比率が高まる中で、冷凍食品は日々の生活に欠く事のできない存在となっており、ピラフや餃子などを筆頭に冷凍食品の種類もこの数年は増加の一途をたどっている。大手食品スーパーも店舗の改装時に冷凍ショーケースを拡充したり、ドラッグストアでも冷凍食品を取り扱うことで集客増を図っている。

加えて、コンビニではファミリーマート(8028)が4月以降、小容量の冷凍食品を強化することも伝えられている。一人用の製品投入で、単身世帯の需要を取り込むことが狙い。業態を超えて冷凍食品の販売比率を高める動きになっている。このような状況から、冷凍食品を製造する食品メーカーなどのビジネスチャンスも広がりそうだ。

日本水産(1332)は、揚げ物や惣菜など、多種多様な冷凍食品を展開。弁当向けの少量タイプも強化している。

味の素(2802)は、2014年春の商品施策の一環として、自然解凍品の強化を進めている。業界で初めて自然解凍対応の冷凍米飯を提案しており、弁当向けの需要増を狙う。

ニチレイ(2871)は、冷凍食品で業界トップを誇る。ご飯類やおかず類に加えて、ワッフルや今川焼などのおやつ類を含めて多彩な商品をそろえる。

イートアンド(2882)は、中華食堂「大阪王将」をチェーン展開。餃子やチャーハンなど店舗での味を冷凍食品で再現、全国の生協などへ納入している。

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