IPO社長会見 みんなのウェディング(3685) 結婚式場口コミサイト運営

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飯尾慶介代表取締役社長

飯尾慶介代表取締役社長

みんなのウェディング(3685)が25日、マザーズに新規上場した。公開価格を27%上回る3,560円で初値を形成。上場当日の記者会見で同社の飯尾慶介代表取締役社長=写真=は次のように語った。

料金改定で売り上げ&利益が急拡大…当社は式場と花嫁をマッチングする「プラットフォームビジネス」を手掛ける。メーンサービスの「みんなのウェディング」に加えて、いわゆる“おめでた婚”や出産後の花嫁向けの挙式関連情報を扱う「みんなのファミリーウェディング」、少人数での会食といった“スモール婚”を扱う「ふたりのウェディング」と、3つのサイトを運営する。「みんなのウェディング」は昨年10月に料金体系を改定。これまで掲載を希望する式場からは掲載料として月額固定費を年契約で徴収していたが、これを値上げした上、ユーザーからの「資料請求」「式場見学」などに応じて料金が発生する「アクション課金」を今秋より本格導入する。値上げにもかかわらず、「本音の口コミ」「実際の費用明細」を掲載するなどユーザー視点に立った当社サイトの存在価値の高さから、契約更新はスムーズに進んでいる。

ブライダルの「ニッチ」を深堀…少子高齢化でブライダル業界の縮小を懸念する声も聞かれるが、そもそも挙式・披露宴は1.4兆円規模の巨大市場。その上、結婚式を挙げていないカップルは婚姻届提出済みカップルの半分ほどもいるといわれ、ある調査によれば、彼らの7割が挙式に興味を示しているとのこと。当社の活躍余地はまだまだ大きい。

高付加価値なリアル事業も堅調…近年はメディア運営のほか“プレーヤー”にも進出。「Brideal(ブライディール)」事業では、ウエディングプランナーが花嫁の理想とする結婚式を追求してプランニングフィーを受領する。例えば、映画館を貸し切って挙式する「シネ婚」など、自由な発想の挙式が可能だ。リアル事業でありながら、フリーランスのプランナーと提携したり、自社で施設を持たないことで固定費が低減できる上に、映画館など「当社でしか実現できない」付加価値の高い式場も多く、利益率は4割ほどと高い。今後は式場開拓など付加価値向上に注力する。

<記者の目>
今回の上場で得た資金は「これまで手薄だったプロモーションに投下したい」(飯尾社長)とのこと。今秋から導入されるアクション課金との相乗効果が期待される。

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