加速するソーシャルゲームの中国展開 膨大な潜在需要が魅力

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この数年、急成長を遂げてきたモバイル端末向けソーシャルゲームは、スマートフォンの普及鈍化で国内ではさらなる市場拡大に対する不安が出始めている。そのような状況下で、ゲーム開発大手各社が活路を見いだしているのが海外マーケットの開拓だ。特に膨大な人口を抱える中国への進出意欲が高まっている。

クルーズ(2138) 日足

クルーズ(2138) 日足

国内のソーシャルメーカーが海外に進出する上で、問題となるのが、国々で異なる趣向や、その国の通信環境、普及している端末の性能に合わせてゲームを開発する点だ。中国ではオンラインゲーム運営の外資参入規制だけでなく、公式AppStore以外でも配信チャネルが多様。しかも3Gの普及率が30%と日本に比べて低いことなど、参入に向けて越えるべくハードルが高い。しかし、モバイルゲームユーザーが3億4700万人を超えると試算されており、潜在需要は膨大で、現地企業などとの協業などで参入が実現すれば中長期的にもメリットは大きい。

クルーズ(2138・JQ)は、本格ファンタジーRPG「神魔×継承!ラグナブレイク」を中国版「Mobage」で昨年から配信している。

KLab(3656)は、中国版「Mobage」で「召喚アルカディア」をローカライズした作品を配信中だ。

エイチーム(3662)は、本格3DダンジョンRPG「ダークラビリンス」の中国版を4月から開始する予定。

インターネットイニシアティブ(IIJ、3774)は、アクセスブライト(東京都江東区)と協業で中国でソーシャルゲームなどを配信する日本企業への支援事業を展開している。

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