地球温暖化で急がれる水害対策 亜熱帯化による降雨量増大への懸念高まる

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環境省の研究プロジェクトチームが3月17日に地球温暖化による日本国内への中長期的な影響を公表した。

大豊建設(1822) 週足

大豊建設(1822) 週足

この研究プロジェクトチームがまとめた報告書によれば、世界全体の温室効果ガスの排出量が現状のペースで増加し続けると、国内の平均気温は今世紀末に3.5-6.4度上昇。北海道を除く大半の地域で亜熱帯化が進み、これに伴い降雨量も増え、年間の洪水被害額も最大で20世紀末の3倍以上となる6,800億円に達すると試算している。

温室効果ガスの排出抑制策が急務となるが、それと同時に、水害被害の防止に向けた対策も必要になってくる。既にこの数年、記録的な集中豪雨で民家が倒壊するなど、深刻な被害が増加している。気象観測体制の強化はもとより、法面(のりめん)保護による土砂崩れ防止や、河川の整備など中長期的な視野での対策があらためて必要になってきそうだ。

大豊建設(1822)は、泥土加圧シールド、無人ケーソンの両工法で数々の大型土木プロジェクトに参画。同社の技術は浸水対策用の雨水貯留槽やポンプ場などの建設でも活用されている。

日本基礎技術(1914)は、地盤改良など、基礎工事の専業大手で、法面保護工事でも豊富な実績を持つ。

ライト工業(1926)は、基礎・地盤改良などの特殊土木に強みを有している。斜面・法面対策でも技術力が高い。

前田工繊(7821)は、河川、道路補強などの防災用建築・土木資材大手で、排水・遮水・吸出し防止材などで豊富な実績。

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