丸和運輸機関(9090) 4月8日、東証2部に新規上場。小売業向けに強みを待つ”桃太郎便”

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丸和運輸機関(9090・百株)が4月8日、東証2部に新規上場される。

埼玉県に本社を置く運送業者。“桃太郎便”として知名度が向上している。現在の事業所は全国に約110カ所以上。連結子会社も北海道丸和ロジスティクスなど東北、関西、中四国、九州など地域子会社が5社。そのほか、鉄道コンテナ、一般貨物運送事業の「丸和運輸」、軽貨物運送事業の「ジャパンクイックサービス」と文書管理・総合コンサルティングの「アズコムデータセキュリティ」の合計8社で構成されている。

事業内容としてはサードパーティ・ロジスティクス(3PL)を掲げている。その内容としては、第3者の立場で顧客企業に対して専門的な立場に立ったロジスティクスシステムサービスを戦略的に提供すること。実際の事業分野としては、(1)低温食品物流、(2)医薬・医療物流、(3)常温物流。さらに、ロジスティクスコンサルティング事業、運輸事業(一般、引っ越し、産業廃棄物の収集・運搬)、倉庫業などがある。主力顧客はドラッグストアやスーパーマーケットといった小売業。

今3月期については、主要顧客との取引が順調に拡大したことから4.7%増収を見込んでいる。また営業利益については、神奈川県に新設した大型物流センターおよび新規顧客との取引開始に伴う初期費用の負担、さらに、燃料の軽油価格の高騰の影響で17.7%減益を見込んでいる。これに伴い経常利益も15.4%減の見通しだ。

ただ、来期については、積極的な事業拡大計画を打ち出しており、取引の拡大を見込む。また、低温物流において今期獲得した新規顧客がフルに寄与することが予想されている。営業利益は5.5%増、経常利益も4.3%増の予定だ。

概 要
事業内容 運輸事業
本社 埼玉県吉川市旭 7-1
代表者 和佐見勝
設立 1973年8月
上場前資本金 11億860万4,000円
発行済株式数(上場時) 373万660株
筆頭株主 和佐見勝(43.47%)
公募株式数 600,000株
売出株式数 200,000株(オーバーアロットメント 120,000株)
初値 3,100円(-8.8%)
公開価格 3,400円
ブックビル仮条件 3,140~3,400円
ブックビル期間 3月20日~3月27日
引受証券 みずほ(主幹事)、野村、東海東京、むさし、SMBC日興、三菱UFJMS、SBI、マネックス、SMBCフレンド、水戸
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2012/3 46,175百万円 2,947百万円 542円 435円
2013/3 48,291百万円 3,240百万円 610円 100円
2014/3予想 50,562百万円 2,741百万円 493円 100円
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