引っ越しシーズンが本格的に到来 家具大手を含めて波及効果

セクター 個別


4月の新年度入りに向けて、引っ越しシーズンが本格的に到来してくる。

景況感が回復に向かう中で、企業では事業拡大へ向けて事務所などの移転を活発化させ、移転時にオフィス家具などを新規購入する動きが出てくる。また、個人では4月1日からの消費税引き上げを前に駆け込み的な住宅購入の動きも旺盛で、新設住宅着工増と連動する形で、引っ越しに絡む動きが出てきている。家具大手や引っ越しサービスに関連する企業をシーズンストック的な観点でピックアップしてみた。

エイチーム(3662)は、「ダークサマナー」が絶大な人気を誇るモバイルゲーム大手。子会社で運営している引っ越し料金比較サイト「引越し侍」では、入力した条件に対応した引っ越し会社を、口コミや料金などで比較して、そのままネットで引っ越しの予約が出来る「予約サービス」と、最大10社からメールや電話で見積もりが届く、「一括見積もりサービス」の2つのサービスを展開している。

イトーキ(7972)は、オフィスの家具大手で製販一貫体制を構築。首都圏を中心とした新築大型ビルの移転や、リニューアル需要が増加し、今12月期は通期連結営業利益で45億2000万円(前期比9・2%増)を見込む。

カイ引越センター(9039)は、引っ越し専業で業界トップを誇り、近畿を地盤に全国で展開している。法人、個人とも好調で、支店新設効果も表面化、今3月期は通期連結営業利益で54億8500万円(前期比12.4%増)と2ケタ増益を見込んでいる。

戻る