風力発電関連に再注目 ベトナムで普及機運高まる

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ベトナムで再生可能ネルギーの導入促進に向けた機運が高まっている。新興国が経済発展を遂げる過程で安定的な電力量の確保は必要不可欠だが、同国に関しても慢性的な電力不足が足かせになっている。

日本風力開発(2766) 週足

日本風力開発(2766) 週足

このような状況下、風力発電事業で外資からの投資を促すべく電力買取価格の見直しの動きなどが伝えられている。法案整備の動向を見守る必要があるが、風力発電で高い技術を持つ日本企業もあらためて注目しておきたい。

国土の大半が東シナ海に面しているベトナムでは、風力発電の設置に適した地域が多い。しかし、建設が計画されているものは48カ所と多いものの、実際に稼働しているのは3カ所にすぎない。稼働を促進させるべく固定買い取り価格の引き上げなど、政府も風力発電への積極的な支援を打ち出す期待が高まっており、実現すれば外資の参入が活発化する過程でベトナムとつながりが深い日本からも参入が加速しそうだ。

日本風力開発(2766・東マ)は、風力発電設備容量で業界大手。国内外で発電所開発と売電事業を展開しており、風力発電でのノウハウは豊富だ。

安川電機(6506)は、大形風力発電用電機品をEnewin(エネウィン)シリーズとして展開。今後の風車の大容量化・洋上化を見据えた液冷コンバーターの販売を開始している。

日本ガイシ(5333)は、風力発電の蓄電(電力調整用電源)に必要不可欠なナトリウム硫黄電池(NAS電池)のパイオニア的企業。Jパワー(9513)は、風力発電所を営業運転しており、国内トップクラスの規模を誇っている。

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