スマホ向けゲームの海外展開が加速 中長期でのユーザー獲得を視野

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クルーズ(2138) 週足

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国内で人気が定着したスマートフォン(スマホ)向けゲームで専業のソフトメーカーが海外展開を積極化させる動きが出てきた。グローバル展開が軌道に乗れば関連企業の成長がさらに加速する期待が高まりそうだ。

スマホ向けのソーシャルゲームはその数年で急成長し、配信開始直後からダウンロード数が急拡大するタイトルも少なくない。ただ、国内ではスマホの端末自体の普及が一巡、飽和状態となりつつあり、中長期な視点で見れば新規ユーザーの獲得には限界が見えてくるのは間違いない。かつて、ゲーム専用機のソフトメーカーが海外に活路を見いだして成功を収めたように、スマホ向けゲームも資金力やネットワークなどがあるメーカーは海外展開に力を入れることが予想される。

海外展開を目指す上では、その国ごとに異なる趣向をどのように反映していくかも重要になる。その意味では現地のソフトメーカーとの連携なども必要になってきそうだ。

KLab(3656) 週足

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クルーズ(2138・JQ)は、スマホ向けレーシングバトルゲーム「ACR DRIFT」をiOS端末向けで世界配信している。1月6日に先行配信したオーストラリアではリリースして6日後にオーストラリアApp Storeダウンロードランキングのレーシングカテゴリーで1位を獲得、全ゲームカテゴリーでは最高6位にランクインしている。

KLab(3656)は、スマホ向けサッカーゲーム「ワールドフットボール ファンタジックイレブン(日本名)」を今春から順次国内と世界各国へ向けて提供する予定。その一環として、中国ゲーム大手の北京崑崙万維科技有限公司と2月21日付で業務提携を行ったことを発表している。この提携により、崑崙から中国・香港・マカオ・台湾・韓国・タイで同タイトルを配信していく予定。

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