広告収入の回復が鮮明化 在京キー局と広告大手の好業績銘柄に注目

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景況感が回復し、多くの企業で好調な業績が伝えられる中、テレビCMを筆頭に広告収入も回復傾向となっている。そのような状況下で注目したいのが、在京キー局や大手広告代理店の動向だ。

日テレHD(9404) 週足

日テレHD(9404) 週足

足元は、現在開催中のソチ五輪で男子フィギュアを筆頭に日本人選手がメダルを獲得し、一部競技で高視聴率を獲得するなど活況を呈しているが、これに続いて6月にはサッカーW杯(ワールドカップ)のブラジル大会の開催が予定されている。さらに4月からの5%から8%への消費増税後は、消費の落ち込みを防ぐべく、広告宣伝を強化する企業も増えそうだ。

日本テレビホールディングス(9404)は、13年4-12月の世帯視聴率では全日帯(6-24時)、ゴールデン帯(19-22時)でトップを獲得。今3月期は通期営業利益で384億円(前期比8.4%増)を見込む。サッカーW杯ブラジル大会では、地上波でギリシャ戦の放送権を獲得していることも追い風となろう。

テレビ朝日(9409)は、タイム収入、スポット収入とも好調に推移しており、今年3月期通期予想を連結営業利益で当初計画の155億円から173億円(前期比29.0%増)へ増額修正している。W杯ブラジル大会では、同社も地上波でコロンビア戦の放送権を獲得している。

広告代理店では、電通(4324)が、国内の広告シェアで圧倒している。金融・保険や自動車・関連品などを筆頭に広告収入を拡大し、今3月期通期は連結営業利益で656億円(前期比12.2%増)を見込む。

また、アサツー ディ・ケイ(9747)は、今12月期通期の連結営業利益で37億円(前期比2.6倍)を見込む。テレビ広告の回復に期待がかかる。

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