信販各社が海外展開を加速化 消費拡大する新興国の潜在需要大

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信販会社各社がアジアの新興国を中心に海外展開を積極化させている。

国内では今後、急激な人口増加は見込まれず、マーケットは成熟状態となっている。その一方、大きな経済成長が見込まれるアジア諸国などの新興国では、消費者によるファイナンス利用も急速に拡大しており、中長期的な成長余地は極めて高く、新たな成長ドライバーとして各社の期待は大きい。

新興国では、経済発展に歩調を合わせる形で、個人の消費活動もさまざまな場面で活発化。これにより少額貸付や個品割賦、クレジットカードなどのリテールファイナンスへのニーズが高まりを見せている。このような状況下、その国々で地の利がある地場銀行が積極的にファイナンスを提供しているが、今後、銀行がターゲットとしていない低クレジット層にまで顧客対象を広げる場合は、高度な審査システムなどが重要となってくる。その意味からも、日本の信販企業のビジネスチャンスは大きい。

クレディセゾン(8253)は、ベトナムのハノイ市に駐在員事務所を開設。クレジットカード、個品割賦、ローンビジネスなどリテールファイナンスの構築支援の事業化を目指している。

イオンフィナンシャル(8570)は、ミャンマーのヤンゴンに現地法人を設立、マイクロファイナンス監督機構からライセンスを取得し、クレジット事業を開始している。

ジャックス(8584)は、インドネシアで自動車金融事業に参入する方針。現地の有力企業グループと共同で金融事業会社を立ち上げ、自動車ローンやリースなどを展開する。

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