業績好調な建機・土木関連企業に着目 効率的な工事推進で高技術に関心

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土木資材や建設機械の分野などで独自技術を有している企業の業績が個別で好調だ。足元、東日本では復興に絡む動きが継続的に出ている上、景況感の回復などで、大都市圏では大型商業施設の開発などが活発化している。

加えて、今後は西日本で、南海トラフ巨大地震の発生に備えた耐震補強に絡む動き、2020年の東京五輪開催へ向けて首都圏ではインフラ整備も活発化していく。建設現場では、人材不足などの問題点を抱えているが、工事を効率的に進めていく上で、建機や土木資材は必要不可欠な状況になっている。建機や土木関連での好業績銘柄をピックアップしてみた。

技研製作所(6289・2部)は、油圧式杭圧入引抜機の大手で、低騒音を武器に独自ブランドの「サイレントパイラー」シリーズが好調に推移。今8月期通期は売上高135億円(前期比28.8%増)、営業利益14億3,000万円(同2.3倍)と大幅な増収増益を見込む。

前田工繊(7821)は、河川、道路補強などの防災用建築・土木資材の大手。主力の盛土補強材や河川・海洋資材などの受注が拡大し、今9月期は通期連結売上高で当初計画の205億8,000万円から243億円(前期比22.1%増)、営業利益でも26億8,800万円から37億円(同53.4%増)へ増額修正している。

共成レンテム(9680・2部)は、建機レンタルを北海道を地盤に東北や北関東にも展開。建機レンタル業界の最大手であるアクティオグループとの連携効果などで今3月期は通期売上高211億円(前期比9.8%増)、営業利益17億6,000万円(同22.7%増)と2ケタ増益を見込む。

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