対策強化急がれる食品製造現場での安全管理 HACCPシステム導入支援などに注目

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ノロウイルスによる感染被害や異物混入事件など、相次ぐトラブルで食品製造現場での安全管理への危機感が急速に高まっている。消費者からの高まる不安を解消するには、徹底した管理体制の強化を行う必要がある。その中で重要性が高まりそうなのがHACCPシステムだ。

HACCPは「Hazard Analysis Critical Control Point」の略。危害をあらかじめ分析し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じれば、より安全な製品を得ることができるかという、重要管理点を定め、これを連続的に監視することにより、製品の安全を確保する衛生管理の手法だ。

原材料の入荷から調理、サービスまでをトータルで管理するシステムであり、導入するにはこれらをより徹底する必要があるが、導入することで徹底した安全管理体制をアピールすることができる。そこで、導入や運用をサポートする企業など関連企業をピックアップしてみた。

中西製作所(5941・2部)は、業務用厨房機器の大手。学校給食システムに強みを有しており、外食産業向けでの実績も豊富だ。HACCPシステムの導入はもとより、運用開始後のシステム再構築を含めてキメの細かい対応が好評を博している。

また、ニイタカ(4465・2部)は、HACCPの運用をサポートする「NICEシステム」を展開。福島工業(6420)は、厨房機器全体の集中管理を行う「HACCPマスター」や機器異常を遠隔監視するシステム「Sネット24」よるサポートを手掛けている。

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