普及に向けて動きだす「ウェアラブルコンピュータ」 スポーツや健康管理で市販化の流れ

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スマートフォン(スマホ)に次ぐモバイル端末として「ウェアラブルコンピュータ」の開発が国内外のIT大手各社で活発化している。さらに、ここにきてスポーツ用途や健康管理分野での端末が市販化に向けて動きだしている。

ソニー(6758) 週足

ソニー(6758) 週足

ウェアラブルコンピュータに関しては、米グーグルがメガネ型情報端末「グーグル・グラス」を開発。米アップル社も時計型端末の開発が噂(うわさ)されているが、ネット上での情報検索などでは、スマホの優位性が高いことには変わりはない。

ウェアラブルコンピュータの普及に向けては、身体に装着することで独自の機能が利用ができるという、既存の端末と差別化を図る必要がある。そのような状況下において、端末を装着することで健康維持に必要なデータを蓄積したり、スポーツ用途で利用する製品が市販化に向けて動きだしている。今後、消費者からの認知度が進めば新たなマーケットを形成する期待が高まりそうだ。本格普及に向けた各社の取り組みに注目したい。

ソニー(6758)は、専用テニスラケットのグリップエンド部に装着して使用する「Smart Tennis Sensor(スマートテニスセンサー)SSE-TN1」を開発。テニスのショットを即時分析し、スマホやタブレット上で表示することを可能にしている。対応ラケットはヨネックス(7906・2部)が発売する。

セイコーエプソン(6724)は、活動量計や心拍センサーを搭載したリストバンドタイプのウェアラブルデバイスを開発。カシオ(6952)は、走行距離や最高ラップなどの表示が可能なアスリートの為のスポーツウオッチ「PHYS(フィズ)」を展開している。

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