究極の甘味料「希少糖」に脚光 大手企業も採用に動きだす

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メタボに悩む中高年や糖尿病患者など血糖値上昇に悩む層を中心に「希少糖」への存在が大きくクローズアップされている。

希少糖は、自然界にわずかしか存在しない単糖で、砂糖に比べGI値(グリセミック指数、GI値が高い食品ほど食後の血糖値が上がりやすくなる)が低いなど、さまざまな機能を有している。各分野で研究・開発が進められ、大手食品関連企業なども採用の動きを進めており、関連企業の存在が注目を集めることになりそうだ。

希少糖はD-グルコースやD-マンノースなどのいくつかを除いた単糖の大部分を占め、約50種類が知られている。その中で最も研究が進んでいるD-プシコースは、砂糖の7割程度の甘味がありながら、カロリーはほぼゼロ。しかも、食後の血糖値上昇を緩やかにしたり、内臓脂肪の蓄積を抑制する効果などが報告されている。研究の進展と共に飲料などで採用する動きが、ここへきて活発化しており、認知度が広がれば、夢の甘味料として人気が高まる可能性がありそうだ。

伊藤園(2593)は、松谷化学工業が製造・販売している希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」を採用した「希少糖ソーダ」を香川県内で限定販売している。

ローソン(2651)は、1月14日から希少糖を使用したオリジナルコーヒー飲料「希少糖入りソイラテ」を発売している。D-プシコースなどの希少糖を甘味料のうちの50%採用している。

イオン(8267)は、「レアシュガースウィート」を採用した冷凍スイーツ「スウィッツもあ」3商品を昨年末から展開している。

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