北浜流一郎 人気株発掘 マツダ(7261) 低位ながら業績急回復中

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安倍政権は結構やりそうだ。こう思い始めている投資家は多いのではないだろうか。私もそんな1人だ。

日銀に対する姿勢も信じられないほど強烈だ。これまでどの政権も、日銀に対して表立って要求、要請をすることはなかった。

金融の専門家たちの牙城となっているため、遠慮があったからだ。

ところが安倍政権というより、安倍首相はそんなところにズカズカと踏み込み、表面上は要請ながら、実質は要求を行っている。

これはもう半ば強制であり、日銀も渋々従っているとみてよい。

しかし安倍首相のやり方に私は全面的に賛成だ。日銀は金融、物価のコントロール力を持っていているのに、それをこれまで有効に活用して来なかった。

それが長引くデフレであり、景気の低迷、そして雇用の喪失だ。安倍首相は日銀に対して「雇用にも責任を持ってもらう」と言い出している。これに対して私の知るあるアナリストは、「日銀の独立性を毀損(きそん)する要求だ」と反対していた。

しかし、米国のFRBは既に雇用に責任を持たされている。だから雇用状況を常に意識して金融政策を遂行している。日銀も同じ役割を果たした方が国のためになるのだ。

株式市場もそれに期待、既に上昇を続けている。しかし、この「株高列車」は、日本の再生を先取りしているものであり、まだまだ止まらない。

マツダ(7261) 日足2年 MA(25-75)

マツダ(7261) 日足2年 MA(25-75)

で、注目はマツダ(7261)だ。自動車株としては三菱自動車とともに万年低位にあるが、業績は急回復中だ。新型SUV「CX―5」や新型「アテンザ」の販売が好調だからだ。

それに現在メキシコで建設中の新工場では、15年夏ごろからトヨタの小型車を製造する予定になっている。

株価は、これらの材料を好感、高値圏にあるものの、目先たとえ下げても再起力強く、続伸確率高いとみる。

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