根強い人気の「ガラケー」 メーカー各社が新端末投入、コンテンツ関連も再注目

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スマートフォン(スマホ)がこの数年で急速に普及する中で従来型の携帯端末、いわゆるガラケーが依然存在感を示している。

京セラ(6971) 週足

京セラ(6971) 週足

アプリやネットでの利用が主眼に置かれているスマホは、定額のデータ通信の利用が必要不可欠であることから、携帯電話会社に支払う月々の料金が割高になってしまう。そのため、音声通話やメールでの利用に限定されるユーザーは、ガラケーでの利用を継続した方が料金が安くなるという魅力がある。このような状況をにらんで、新型機種を投入する動きも出てきており、ガラケー人気が盛り返す動きとなっている。

JITTA(電子情報技術産業協会)が12月10日に発表した10月の移動電話国内出荷実績では、全出荷台数のうちスマホ比率は60.2%となっており、約40%のユーザーがガラケーを使用している。スマホに切り替えていたユーザーがガラケーに戻す動きもあり、音声通話やメールでの使いやすさも見直される一因になっている。

ガラケーを積極的に投入している端末メーカーは、京セラ(6971)で、KDDI(9433)のauには2013年冬モデルとして「MARVERA」と「GRATINA」を投入。定額音声通話で契約者が回復しているウィルコムにもガラケーをこの数年、継続的に投入している。

NTTドコモ(9437)向けでは、NEC(6701)が「N-01F」を、パナソニック(6752)も「P-01F」を2013秋冬新モデルとして投入している。

また、日本エンタープライズ(4829・2部)などガラケー向けの携帯コンテンツで実績のある企業もあらためて注目したい。

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