SIMフリーでビジネスチャンス 仮想移動体通信事業者に注目

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米アップル社が22日から自社の日本のオンラインストアでSIMフリーの「iPhone 5s」と「iPhone 5c」の販売を開始した。

これまでは、NTTドコモ(9437)KDDI(9433)ソフトバンク(9984)の携帯大手3キャリアからの販売に限定されていたが、仮想移動体通信事業者(MVNO)からフリーのSIMを購入すれば、安価な月額通信料金でiPhoneを利用することが可能になり、SIMカードを販売するMVNO関連企業にビジネスチャンスが到来しそうだ。

SIMフリーのiPhoneは、大手キャリアからの購入よりも割高に端末価格が設定されているが、契約年数や料金プランに縛りがなく、フリーのSIMをMVNOから購入すれば、月々の通信料金を大手キャリアより安価に設定できる。しかも、海外旅行でも現地で販売しているSIMカードを利用することで、渡航先でも格安な通信料金で利用が可能になるなど、大手キャリアから購入するよりも利点も多い。北米など海外ではSIMフリー端末が広く普及していることから、国内でもMVNOと契約して、iPhoneを利用する動きが広まりそうだ。

インターネットイニシアティブ(IIJ、3774)は、ネット接続の草分け的存在。NTTドコモのLTE/3G網に対応したデータ通信用のSIMを低価格で提供している。

また、イオン(8267)は、日本通信(9424・JQ)などと提携してSIMの販売を展開。その日本通信は、ドコモなどの通信網を借りて通信サービスを提供しており、「スマホ電話SIM」としてフリーのSIMを販売している。

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