IPO社長会見 じげん(3679) 圧倒的データベース量で“掛け算”成長

IPO 個別 社長会見


平尾丈代表取締役社長

平尾丈代表取締役社長

じげん(3679)が11月22日、東証マザーズに新規上場した。上場2日目の25日に公開価格600円の2.9倍となる1750円で初値を形成。上場当日の記者会見で同社の平尾丈代表取締役社長=写真=は次のように語った。

競合不在、圧倒的情報量に強み…当社が扱う「ライフメディアプラットフォーム」は、ありそうでなかったサービス。競合も存在しない。現在は「求人」「住まい」「旅行」「自動車」「結婚」「インターネット」「引っ越し」7つの領域で14のプラットフォームを展開する。具体的には、複数の企業から情報を収集し、領域ごとに束ねてユーザーに提供。ユーザーは検索サイトをさまようことなく、当社プラットフォーム内だけで求める情報とのマッチングが可能に。例えばアルバイト情報については業界最大手の保有データが3万-4万件なのに対し、当社は60万件と圧倒的。成果報酬型なので、情報提供企業にとっては費用対効果が明確という利点も。

領域“横展開”で掛け算成長…当社のビジネスモデルは収益逓増型で、営業利益率は2011年度が21%、12年度が42%、13年度が50%と順調に伸びている。いったんプラットフォームが立ち上がれば、参画企業の増加に伴ってデータベースが拡大→ユーザーの行動が活発化→単価上昇という具合に、まるで“掛け算”のように成長するしくみ。今後は既存領域のデータベースを拡張しながら“群雄割拠”領域への横展開を貪欲に進めていく。

海外チャレンジにも着手済み…成長著しいアジアと欧米、それぞれでの事業展開も可能と考える。日本など先進国はメディアが乱立しており交通整理が必要だろう。現在は英国、米国で求人情報を200万件ほど保有するが、これを、彼らの市場に合わせながら“競争をせずに”事業化したい。そしてベトナムでも旅行分野で既に活動を始めている。

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