「ドバイ・エアショー」の開催迫る ボーイング「777X」の動向を注視

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11月17日から21日までアラブ首長国連邦のドバイで「ドバイ・エアショー」が開催される。1986年から隔年で開催されており、世界各国の旅客機や軍用機が多数展示、中東の航空イベントの中でも高い影響力を誇っている。

今回の航空ショーでは、米ボーイング社の次期大型旅客機「777X」が注目されており、中東を中心に受注拡大の動きが活発化すれば、多くの部材などを供給する日本の関連メーカーも間接的に恩恵を享受しそうだ。

「777X」は現行の大型機「777」の後継機種で、次世代中型ジェット旅客機として受注が拡大している「787」と同様に、炭素繊維強化プラスチックを採用することで軽量化を実現、「777」より運航コストを15%削減できる見通しを立てている。新型大型旅客機への関心は高く、「ドバイ・エアショー」の開催を前にエミレーツ航空やカタール航空などの中東大手航空会社からの受注も伝えられている。17日からのショーで関心が一段と高まれば、ボーイング社へ納入実績を有する日本企業への期待も高まることになる。

東レ(3402)は、炭素繊維を使用した複合素材で実績。ブリヂストン(5108)は、ボーイング社へは主・前脚タイヤに納入実績。三菱重工業(7011)は、エンジン部品や主翼を手掛ける。新明和工業(7224)は、「787」では主翼スパーを納入実績。ジャムコ(7408・2部)は、化粧室・厨房設備の世界大手でボーイング社とエアバス社を主要顧客に持つ。

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