ANAP(3189) 11月19日、JASDAQに新規上場 若い女性向けカジュアル衣料を展開

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ANAP(3189)が11月19日、JASDAQに新規上場する。

同社は、若い女性向けのカジュアルファッションブランド「ANAP(アナップ)」をメーンに、コンセプトの異なる多様なブランドを展開するアパレル小売業者。「流行にマッチしたお手ごろ価格の普段着を、多品種小ロット提供する」をモットーとしている。

社名は正式には「エイエヌエイピー」と読むが、ブランド訴求のため、会社にかかってきた電話でも「アナップ」と答えているという。

流通チャネルは、ショッピングセンターなど「店舗」(10月21日現在で94店舗)「ネット通販」「セレクトショップ向け卸売」の3つ。2013年8月期の売上構成比は順に66%、26%、8%。

店舗はブランドの魅力を消費者にアピールする場、消費者の声を収集する場ともとらえており、今後は年10店ペースで出していく。

ネット通販では1万点以上のアイテムを常時そろえる充実ぶり。ネット会員は近年は年10万人ペースで伸びており、13年8月期末時点で55万7,000人。

ネット通販は自社サイトが中心だが、スタートトゥデイが13年9月に開いた10歳―20歳代女性向けガールズショッピングサイト「LA BOO(ラブー)」にも同社からのラブコールに応えて出店した。スタートトゥデイは集客力が強く、顧客層が異なる(ANAPに比べスタートトゥデイの利用者は年齢が高めで財布に比較的余裕がある)ことから、新たな顧客開拓につながっているようだ。

今後は「ANAP KIDS」(小学生)や「ANAP BOY」(小学高学年―中学生)など新領域の開拓も進める考え。なお、14年8月期は大幅経常減益予想。これは前々期、前期ともに営業外収益として3億円規模の通貨オプション評価差益を計上し、利益がかさ上げされた影響が大きい。

概 要
事業内容 カジュアル衣料の輸入、販売および卸売
本社 東京都渋谷区神宮前 2-31-16
代表者 家高利康
設立 1992年9月
上場前資本金 1億1,800万円
発行済株式数(上場時) 206万株
筆頭株主 中島篤三(56%)
公募株式数 320,000株
売出株式数 150,000株(オーバーアロットメント 70,500株)
初値 5,100円(5.1倍、20日)
公開価格 1,000円
ブックビル仮条件 960~1,000円
ブックビル期間 10月31日~11月7日
引受証券 大和(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBCフレンド、みずほ、SBI、むさし、エース
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2012/8 8,414百万円 628百万円 134円 -円
2013/8 8,590百万円 621百万円 150円 -円
2014/8予想 9,488百万円 369百万円 88円 -円
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