「和食」ユネスコ文化財登録で脚光 観光庁とタッグを組む「ぐるなび」

セクター 個別


クックパッド(2193) 週足

クックパッド(2193) 週足

海外出店チェーンも要マーク

和食が世界へ羽ばたかんとする今、食関連サイトを運営するクックパッド(2193)ぐるなび(2440)へのチェックは怠れない。

22日、日本が無形文化財に推薦していた「和食」について、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が「登録がふさわしい」と勧告したことが判明。これまで勧告が覆された例はないといい、12月上旬にも登録が正式決定する見込みだ。

ユネスコ無形文化財の「食」部門には「フランス料理」「地中海料理」「メキシコ料理」「トルコ料理」の4件が登録されている。和食は、これら世界最高峰の仲間入りが約束されたわけだが、政府は目下、訪日外国人数増を画策していることもあり、引き続き世界に向けた熱烈PRが予想される。

日本最大級のレシピサイト「クックパッド」を運営するクックパッド。8月には英語版「COOKPAD」を公開して、日本の人気レシピの英訳を掲載している。

「観光密着度合い」でいえば、ぐるなびに妙味がありそう。飲食店情報サイト「ぐるなび」を運営する同社は4月、外国人向けに日本の食文化を英語で紹介するサイト「Japan Trend Ranking」を立ち上げ済み。その成果か、秋には観光庁とタッグを組んで東アジアの飲食店で抽選会など訪日促進イベントを開催したり、10月1日からは東京メトロ駅構内でスマートフォンを用いた観光情報配信を開始するなど、観光サポート企業としての側面を巨大化させている。

あるいはストレートに外食企業を狙っても。足元ではアジアで出店を加速する和食チェーンが多く、例えば、定食屋を運営する大戸屋ホールディングス(2705・JQ)プレナス(9945)、「天丼てんや」を運営するロイヤルホールディングス(8179)、うどん店のトリドール(3397)などが挙げられる。

戻る