Mr.009の新興市場 マザーズ指数900ポイント奪回へ

個別 概況


中小型株市場は米国の財政問題が一時的に決着したことから、一段と買い安心感が高まっていく公算が大きいと考える。足元の売買代金の膨らみなども背景に、マザーズ指数は10月1日の戻り高値を更新して、6月5日以来となる900ポイント台への回復が見込まれる。日経ジャスダック平均も同様に、6月5日以来の水準まで回復が見込まれよう。ネット関連やバイオ関連、ゲーム関連など主力どころの循環物色は続く可能性が高いほか、上半期決算発表を控えて好業績銘柄への個別物色も活発化していく見通し。

キトー(6409) 週足

キトー(6409) 週足

キトー(6409)は、世界市場でもトップ5に入る巻上機の国内トップメーカーである。建設現場や製造業の工場などで簡単に物を持上げるために利用する「巻上機」(チェーンブロック、レバーブロックなど、マテリアルハンドリング機器)の国内トップメーカーである。グローバル展開も進んでおり、海外売上高で70%。2014年3月期は売上高420億円(前期比18.3%増)、営業利益36億円(同43.4%増)、経常利益33億円(同35.2%増)、当期純利益19億円(同85.7%増)を見込んでいるが、為替レートが想定以上に円安となっていることもあり、達成可能と思われる。また、16年3月期に売上高580億円、営業利益70億円、営業利益率12.0%(13年3月期7.1%)を目標とする中期経営計画を発表しているが、世界的に建設投資、製造業の設備投資が底堅く推移すれば、達成は充分可能であろう。M&A(企業合併・買収)も積極的に行う計画で、真のグローバル企業を目指して着実に成長が続いている。

アイ・オー・データ機器(6916・JQ) 週足

アイ・オー・データ機器(6916・JQ) 週足

アイ・オー・データ機器(6916・JQ)は、PC周辺機器全般の開発、製造、販売を展開。スマートフォンやタブレット端末の普及が本格期を迎え、これらスマートデバイスとテレビや家電、オフィスの業務システムなどが融合し、周辺機器の提案機会と市場の拡大が期待されている。8月8日に発表された13年6月期の決算は、売上高が前期比4.9%の366億7100万円と減収ながら経常利益が同44.9%増の5億3300万円となった。製品価格の下落と在庫調整による影響から第1四半期には損失を計上したものの、その後の徹底した原価低減や経費削減、採算性を重視した製品展開や販売方針などの諸施策が奏功、第2四半期以降は利益を積み重ねた。また、最終四半期は売上高も前年同期、前四半期比とも増収に転じた。14年6月期は売上高で前期比5.0%増の385億円、経常利益で同87.4%増の10億円が見込まれている。利益はここ数年で最高水準となり、PBR(株価純資産倍率)も1倍割れと割安感が強い状況になっている。

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