北浜流一郎 人気株発掘 日本電産(6594) 車載用など新分野で実績

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日本電産(6594) 週足

日本電産(6594) 週足

米国の債務上限引き上げ問題、ようやく解決だ。といっても完全ではない。来年2月7日まで暫定的に上限が引き上げられるということになったのだ。

これでデフォルト(債務不履行)という最悪状況は回避されたが、それにしても米国の国会議員たちにも困ったものだ。

政府機能の一部が止まろうが、世界の金融市場が大混乱になろうが、お構いなしに党利党略による抗争を続ける。2月が近づいた時、また同じようなことを繰り返してほしくないものだ。

でも、まあ、デフォルトが回避されたのだから、一安心ではある。しかし株式市場は常に新たな問題を探している。

早速それが頭をもたげ始めている。それは何か。再び米国量的金融緩和縮小方針の行方だ。

これは債務上限引き上げ問題で一時棚上げ状態になっていたが、ここからは再度俎上(そじょう)に乗って来るだろう。

FRB(米連邦準備制度理事会)は債務上限引き上げ問題の混乱により量的金融緩和を簡単に縮小できなくなっている。これは米国株式市場にとってはプラスに働く。

ところが困るのは、これはドル安円高要因となること。今後東京市場の騰勢は鈍る恐れがある。この点、頭の片隅に入れて株と取り組みたい。

で、注目は日本電産(6594)だ。精密小型モーターで世界首位企業だが、近年は車載用や産業機械用など中大型部門へ進出、着実に実績を積み上げている。

それにより、パソコン需要の減少によるハードディスクドライブ用の低迷をカバー、収益増を果たしつつあるのは高く評価できる。

「積極経営の鬼」ともいえる永守経営が成果を上げていることになり、さすがだ。

株価も、それを正当評価、着実高中だ。それでも目先小反落はあろう。しかし、そこは狙いどころ。再起確率高い。

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