IPO社長会見 バリューHR(6078) 「健康管理」のインフラ目指す

IPO 個別 社長会見


藤田美智雄社長

藤田美智雄社長

バリューHR(6078・JQ)が10月4日、JASDAQに新規上場した。初値は公募価格(2,000円)の2.01倍にあたる4,035円。上場当日の記者会見で同社の藤田美智雄社長=写真=は次のように語った。

オンリーワン…当社は、健康保険組合の業務軽減化を実現するためのシステムを提供し、システム利用料を得ている。現状、オンリーワンのビジネスモデルで、競合他社はない。また、一度契約すると、長くお使いいただけるため、いわゆるストック型のビジネスモデルとなっている。これまで知名度不足が弱みだったが、IPO(新規上場)は当社のビジネスモデルを広く知っていただく機会になる。上場による信用力増大もあり、事業拡大に弾みがつくとみている。

「データヘルス計画」に乗り成長加速へ…最近は、2,200の健診機関との提携によりネットからいつでも健康診断の予約を行える「健診予約システム」、健診結果を電子化して管理できる「健診結果管理システム」の利用が増えている。国は、健康寿命の延伸に向けて、レセプト(診療報酬明細書)情報と健診結果を突き合わせて、一人一人に効果的な指導を行う「データヘルス計画」を来年度から推進する。これに当社のシステムは有効で、今後3年以内にマジョリティーをとっていきたい。政府が進める健康管理の実現につながるインフラを目指す。

<記者の目>
健康保険組合1,400(加入組合員3,000万人)のうち、取引先は現在61組合(同49万人)にすぎず、開拓余地大。このほか、国民健康保険、都道府県の支部ごとに運営されている協会けんぽ、共済組合なども潜在顧客。

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