ネットバンクの不正送金急増 セキュリティー対策に注目

セクター 個別


コンピューターへの不正アクセスは、サイバーテロとして大企業や国家を巻き込んだ深刻な問題に発展しているが、身近なところでは、インターネットバンキングのIDやパスワードが盗まれ、銀行口座から不正に送金されるトラブルが急増している。振り込み手数料の無料サービスなどが魅力となり、ネットバンキングの利用者が拡大する中で、セキュリティー対策の強化が急務となってきそうだ。

米国では、今年8月にニューヨーク・タイムズやツイッターのウェブサイトがサイバー攻撃を受けたことでも話題となり、被害は国内外で後を絶たないが、国内では、今年1月から9月20日までに615件、金額で約5億5,000万円の被害がネットバンキングで発生したことを警視庁が公表している。

近年、ネットバンキングは、大手都銀やネット専業銀行に加えて、地銀などでもサービスが増えており、送金をネットで行う利用者が急速に増えている。不正送金を防止するには、銀行側のセキュリティー強化は当然ながら、利用者側もPCに最新のウイルス対策ソフトを導入するなど自己防衛も重要となってくる。

デジタルアーツ(2326)は、ネットの有害情報遮断、情報漏えい防止フィルタリングソフトの国内最大手。地方自治体など公共向けでも実績は豊富だ。

ラック(3857・JQ)のセキュリティソリューションサービスは、金融機関向けなどに高い実績。

アズジェント(4288・JQ)は、セキュリティーソフトの輸入販売から構築・運用など含めた高付加価値サービスを展開している。

トレンドマイクロ(4704)は、情報セキュリティーソフト「ウイルスバスター」で個人、法人用ともに国内トップの実績を誇る。

戻る