タイヤ株に「寒い冬」特需も BS、東洋ゴム、横浜ゴムなど注目

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気象庁は今冬の長期予報で全国的に「寒い冬」の見通しを明らかにした。日本海側では降雪量がやや多くなる見込みで“冬用”への需要見直しが進みそうだ。

タイヤ業界でも今後、冬タイヤの出荷が伸びることになりそう。業界トップのブリヂストン(5108)のほか、冬タイヤの販売構成が大きい横浜ゴム(5101)や北米向けタイヤに強みを持つ東洋ゴム(5105)などタイヤ株への出番を促しそうだ。

横浜ゴムは、昨年まで冬タイヤの需要が比較的堅調だったことから、今12月期の販売前提が控えめと推測されていることも収益上ブレ要因。北米など海外での数量回復や稼働率上昇による利益増額も見込まれている。

また、東洋ゴムも見直し余地が大きい。北米向けの大型タイヤに強みを持つほか、トヨタのハイブリッド車向けの低燃費タイヤを納入するなど注目度は高い。今12月期の経常利益予想は市場コンセンサスで292億円と会社計画(270億円)を上回っている点も先高期待を呼ぶ。

むろん、業界最大手のブリヂストンも再評価余地が大きい。順調な出直り相場を形成し、7月にマークした年初来高値(3,845円)奪回を視野に入れている。

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