普及に向け動き出した「電気自動車」 低価格化と高性能化で後押し 日産自、マツダなど

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自動車メーカー各社は、ハイブリッド車や既存のガソリンエンジン車のさらなる低燃費化を推し進めているが、その一方で、電気自動車も目立たぬながら、普及へ向けての動きが出始めてきている。価格面や車種構成の少なさが普及が進まない一因にもなっているだけに、これらが少なからず改善されれば、再び電気自動車が関心を集めそうだ。

電気自動車は究極の環境対応車といえるが、低燃費がさらに進むハイブリッドや軽自動車に比べて車種が少なく、価格も高価であることが消費者から敬遠される要因になっている。

そのような状況下で、日産自動車(7201)は、量産型の電気自動車の先駆け的存在となっている「リーフ」を11月20日にマイナーチェンジ、新たに従来モデルよりも約40万円安い廉価版「S」グレードを設定したことで実質的には補助金などを活用すれば250万円以下で購入することが可能になった。

 

日産自動車(7201) 日足

日産自動車(7201) 日足

さらなる軽量化を図ることで1回のフル充電による走行距離も従来の200kmから228kmに向上させており、実用性の向上は購入を後押ししそうだ。

一方、マツダ(7261)も11月から、コンパクトカーの「デミオ」に電気自動車タイプを追加発売した。リチウムイオン電池の配置方法を工夫、室内空間の広さをガソリン車と変えないことに成功しており、自治体や企業向けへの販売が主流ながら、一般消費者からも関心を集めよう。

マツダ(7261) 日足

マツダ(7261) 日足

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