国内携帯3社の「iPhone」販売余波 通信品質向上で基地局整備関連

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9月10日に開催された米アップル社の新端末発表会で、かねてうわさされていたNTTドコモ(9437)からの「iPhone」発売が正式に発表された。KDDI(9433)ソフトバンク(9984)を含む携帯キャリア3社が同一端末を取り扱うことで今後は、端末の性能よりも、通信品質に関心が集まることになる。今後、携帯キャリア各社が品質向上に動けば、基地局整備に関連する企業群が恩恵を享受することになりそうだ。

iPhoneに関しては、昨年に発売されたiPhone5からKDDIが新たに販売を開始し、「つながりやすい」という通信品質の高さが、端末購入の選択肢となっていた。今回、新たにNTTドコモが販売に加わったことで、その傾向が高まりそうだ。新端末では、携帯各社の高速通信規格である2.1GHz帯の「LTE Band1」規格をサポートしているが、携帯各社では電波が回り込みやすくビル陰でもつながりやすいプラチナバンドをLTE(次世代高速通信規格)で利用することを進めている。ソフトバンクもLTE設備の増強に動き始めており、各社の基地局整備が活発化しそうだ。

コムシスホールディングス(1721)は、電気通信工事の最大手。LTEではNTTドコモ向けで豊富な実績を誇る。

協和エクシオ(1951)は、KDDIやソフトバンク向け工事でも実績豊富。

NEC(6701)は、通信インフラ設備で国内トップの実績を誇る。

アンリツ(6754)は、通信系計測器の大手でLTE含め携帯電話基地局向けでも強みを有している。

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