北浜流一郎 人気株発掘 大和証券グループ本社(8601) 相場回復期は証券株有利

個別 北浜流一郎 人気株発掘 連載


大和証券グループ本社(8601) MA(25)、MA(75)

大和証券グループ本社(8601) MA(25)、MA(75)

贅沢な悩みに苦しむ日々だ。こんなに上がって良いものだろうか。このまま上昇を信じて良いものだろうか。安倍自民総裁が健康を害したりしないだろうか。

こんな悩みだ。衆院選挙前の11月半ば、安倍総裁が「脱デフレ策」をぶち上げた直後から東京市場は180度方向を転換した。

まさしく大転換であり、驚くべきことに、かたくなに物価上昇率1%メドにこだわってきた日銀でさえ、「2%設定を検討する」と言い出している。

正直、信じられないことが起きている。私は日銀は安倍総裁の要請=要求にも徹底して抵抗すると見ていた。物価上昇率「1%メド」にはそれなりの理論的根拠があり、簡単に譲れないものだったはずなのだ。

それがコロリと2%を受け入れる方向だ。個人的には大賛成なのだが、やはり日銀の姿勢には疑問よりも怒りを覚える。これまでの「1%メド」策により、円高と株価下落に苦しんだのは何だったのかということになるからだ。

しかし、まあ、状況は好転しつつある。ここは素直に流れに乗る。これが大事だ。

もちろん「アベノミクス」がうまく行くとは限らない。しかし安倍総裁の本気度は、われわれにも伝わって来る。全面依存はリスクが高いが、一部は、しっかり付き合っていくようにしたい。

で、注目は大和証券グループ本社(8601)だ。東京市場が回復に転じた場合、後日振り返ると業種的には証券株の上昇率は常に上位となる。

市場が回復するのだから当然ともいえるのだ、実際の投資では、「なんだ、証券株か」と軽く受け流されてしまうことが多い。珍しくないというわけだ。

しかし大事なのは、株価の上昇力だ。この点では大和証券株は証券株の中でも優れている。11月14日以降、ほとんど休みなく上がり続ける堅調さだ。目先は小反落があるだろうが、その後はまた新値更新を続けると見ている。

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