サントリー食品インターナショナル(2587) 7月3日、東証1部に新規上場 食品の製造販売

IPO 会社紹介


サントリー食品インターナショナル(2587)が7月3日、東証1部に新規上場する。

同社はぶどう酒の製造・販売を目的に明治32年(1899年)に創業した鳥井商店を母体とし、大正10年(1921年)に発足した寿屋(1963年にサントリーに商号変更)の飲料・食品事業の承継先として2009年に設立された。

サントリーグループ全体の売上高、営業利益のそれぞれ半数を占め、グループの中核子会社となっている。

セグメントは国内、国際に分かれる。国内部門では「BOSS」「伊右衛門」「サントリー天然水」「オランジーナ」などの清涼飲料の製造・販売を行う。群馬、東京、神奈川、山梨、埼玉、愛知、京都、兵庫、鳥取と全国9カ所に製造工場を構え、全国への安定供給体制を整えている。

国際部門は、欧州、オセアニア、アジア、米州を拠点とした子会社グループから構成され、各地域でコアブランドを持ち、清涼飲料および(健康)食品の製造・販売を行っている。

具体的には、欧州では、オランジーナ・シュウェップス・グループが炭酸飲料「Orangina」「Schwepps」、果汁飲料「Oasis」などを取り扱い、オセアニアではフルコア・グループがエナジードリンク「V」、果汁飲料「JUST JUICE」など幅広い製品を展開している。

アジアについては、成長ポテンシャルを最大限に引き出すため、サントリー食品アジア社が、セレボス、サントリーガルーダ・グループ、ペプシコインターナショナル・ベトナムカンパニーといったアジアの子会社を統括している。米州では、ペプシ・ボトリング・ベンチャーズ・グループがノースカロライナ州を中心に清涼飲料の製造販売を手掛ける。

地域別売り上げ構成比は、国内69%、欧州13%、アジア8%、米州7%、オセアニア3%。セグメント利益では、国内の48%を筆頭に、欧州31%、米州9%、アジア8%、オセアニア6%(前12月期実績)。

上場で得た資金は、過去に実施したM&A(企業合併・買収)に伴う借入金の返済と、国内外の戦略投資に充てる。なお、同社は「のれん償却前当期純利益の30%以上」を目安に株主還元を行う方針を掲げている。今12月期の1株当たりのれん償却前当期純利益予想(224円65銭)から算出すると今期配当は「67円40銭」となる。

概 要
事業内容 飲料・食品の製造および販売
本社 東京都中央区京橋 3-1-1
代表者 鳥井信宏
設立 2009年1月
上場前資本金 300億円
発行済株式数(上場前) 3億900万株
筆頭株主 サントリーホールディングス(100%)
公募株式数 93,000,000株(国内33,500,000株、海外59,500,000株)
売出株式数 26,000,000株(オーバーアロットメント 6,200,000株)
初値 3,120円(+0.6%)
公開価格 3,100円
ブックビル仮条件 3,000~3,800円
ブックビル期間 6月18日~21日
引受証券 野村、三菱UFJモルガン・スタンレー(共同主幹事)、JPモルガン、SMBC日興、みずほ、大和、SBI、SMBCフレンド、岩井コスモ、東海東京、岡三、いちよし、藍澤、極東、マネックス、丸三、リテラ・クレア、エース、ちばぎん、東洋、西日本シティTT
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2011/12 893,353百万円 55,529百万円 136円 48.73円
2012/12 992,160百万円 54,033百万円 108円 59.79円
2013/12予定 1,130,000百万円 69,000百万円 133円 未定

※2013年4月に実施した1対500株の株式分割考慮後の数値

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