クラウドワークス(3900) 12月12日、マザーズに新規上場。企業の課題をクラウドで解決

IPO 会社紹介


クラウドワークス(3900)が12月12日、マザーズに新規上場する。

世界中の企業と個人が直接つながる「クラウドソーシング」を運営する。「クラウドソーシング」とは、言うなれば「新しい外注の仕組み」。不特定の人(クラウド)と業務外部委託(アウトソーシング)からなる造語で、仕事のマッチングから契約、支払いまでがオンラインで完結する成果報酬型のサービスを意味する。

同社サービスは日本最大級。扱う業務内容はアプリ開発・ホームページ制作・デザイン・ライティングなどバラエティーに富む。発注側では行政や上場企業、個人事業主など5万社以上が利用し、受注側では20万人以上のエンジニアやデザイナーなどが利用する。

発注者側にとってのメリットは、コストを掛けずに良質なアイディアを効率良く収集できること。例えばロゴのデザインを依頼した場合。従来方式では契約先1社から3―5案ほどの提案を受け、発注から納品までは1―2カ月、コストは30万円程度掛かる。同社を利用すれば、手の空いた受注者からの提案が多数集まる上に、彼らは即日稼働するため納品まで2週間ほどと仕事が早い。固定費の掛からない個人事業者が多く、コストも10分の1程度に抑えられる。経済産業省が新規事業のロゴを募った際には8万円で143もの提案が集まった。

会社側は「21世紀の新しいワークスタイルを提案する」との使命の下、引き続き事業成長を目指す。政策との相性もピッタリ。定年退職後のシニアや子育て中の女性など、組織に属さず、現代社会で潜在労働力となりがちな人材の活用策として注目を集めそう。ちなみに2012年3月に開始したばかりのサービスだが、発注者が登録した案件の総額は足元で172億円を突破している。

概 要
事業内容 クラウドソーシングサービスの運営
本社 渋谷区神南 1-18-2
代表者 吉田浩一郎
設立 2011年11月
上場前資本金 7億6,884万円
発行済株式数(上場時) 1,089万6,060株
筆頭株主 吉田浩一郎(上場前 40.87%)
公募株式数 1,650,000株
売出株式数 200,000株(オーバーアロットメント 277,500株)
初値 1,316円(73.2%高)
公開価格 760円(12/4)
ブックビル仮条件 720~760円(11/25)
ブックビル期間 11月27日~12月3日
引受証券 大和(主幹事)、SMBC日興、SBI、いちよし、マネックス、極東
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2013/9 51百万円 △158百万円 △18.87円 -円
2014/9 400百万円 △5百万円 △0.76円 -円
2015/9(予想) 1,002百万円 △366百万円 △30.05円 -円

 

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