話題 東武住販 上場承認 東洋証券が6年9カ月ぶり主幹事

IPO


5月IPO案件は1社の公算も

4月18日、東武住販(3297・JQ・福Q)のIPO(新規上場)承認が発表された。上場日は5月22日で、唯一の5月IPO案件となる可能性がある。

コーセーRE(3246) 日足

コーセーRE(3246) 日足

主幹事は東洋証券が務める。同証券の主幹事案件は、2007年8月に上場し、福岡市を地盤にマンション開発を手掛けるコーセーアールイー(3246・JQ)以来、ほぼ6年9カ月ぶり。

東武住販は山口県下関に本社を置く一戸建て中古住宅の再生販売事業者。山口県および福岡県を地盤に、築20-40年程度の中古の一戸建て住宅を仕入れ、水回り設備の取り替えなどリフレッシュ・リフォームして販売している。顧客ターゲットは年収300万円前後の20―30歳代で、平均販売単価は1500万円程度。

なお、社名の「東武」は、創業者が神奈川県で住宅販売の武者修行し、その後、故郷の山口県に戻り起業した経緯から取られたもの。東武鉄道(9001)とは関係はない。

「空き家問題」を背景に国交省が中古住宅の流通促進に動き始めたこともあり、注目度が高まりつつある中古住宅流通業界。中で、一戸建て中古住宅の再生販売事業をメーンとしている企業の上場は初とされる。

東武住販の上場承認は、中古マンションの再生販売を行うラ・アトレ(8885・JQ)、事業の一部として一戸建て中古住宅の再生販売を手掛けるフジ住宅(8860)、マンション・一戸建て中古再生事業のイーグランド(3294・JQ)などに刺激となりそう。

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