概況/前引け 米国でISMや雇用統計、FOMCを控え、警戒感が続くという見方から、東証は下落

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は13,369円49銭の90円22銭安、TOPIXは1,107.56の8.95ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は362、値下がり銘柄数は1,273。出来高は11億251万株、売買代金は9,105億円。

東京株式市場は朝方は、昨日の米国株高に連れ高となりましたが、週末のポジション調整の売りに押され、下げ幅を広げました。来週月曜日の米国はレーバーデーの祝日ですが、3日(火)は8月のISM製造業景気指数が発表され、6日(金)は8月の雇用統計が発表され、FOMCは9月17日~18日に開催されるので、量的緩和の縮小懸念を巡り、シリアに対する軍事介入が短期間で終了しても、様子見要因は続くと見られています。

任天堂(7974)は、「3DS」よりも安価な携帯型ゲーム機「2DS」を10月に北米と欧州で発売するとは28日に発表しましたが、株価は値下がりが続いています。

一方、パナソニック(6752)は、前期に無配に転落しましたが、今期は中間配当を5円にすると発表し、復配となったことが評価され、買われました。シティグループ証券ではパナソニックは更に今後前倒しで構造改革の後半戦を実施する可能性もあると述べ、プラズマパネル工場閉鎖、スマートフォン撤退、ヘルスケア売却、システムLSI 工場売却など、構造改革の「実行ボタン」が押されるタイミングとしては10月下旬の第2四半期決算発表の頃がひとつの目処となるだろうと予想しています。

アタカ大機(1978)は、がれきなどを焼却した際に発生する煤塵の放射性セシウムを除去する技術で、従来技術より長期的に安定し環境負荷の懸念が少ない処理法を開発したと発表したことで買われ、ストップ高となりました。

エイチアイエス(9603)は、ゴールドマンサックス証券が投資判断を新規に「買い」で、目標株価は7,100円と発表し、買われました。国内外で旅行事業が拡大し、テーマパークの収益は倍増すると予想し、営業利益は2013年10月期が155億円(前期比37%増)、2014年10月期が187億円(同20%増)、2015年10月期は220億円(同17%増)と試算しています。

日経ジャスダック平均は1,744円70銭の1円69銭高。オプトや環境管理センター、アイルが買われましたが、ワールドロジやホロン、インフォコムは売られました。

昨日、東証マザーズ市場に新規上場した精神疾患専門の訪問看護ステーションのN・フィールド(6077)は、朝方は買われましたが、利益確保の売りに押され反落しました。

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