概況/前引け シリアへの軍事介入が警戒され朝方は売り先行も、その後持ち直す。汚染水対策への国の関与で東電が高い

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は13,639円60銭の3円32銭高、TOPIXは1,140.40の0.40ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は693、値下がり銘柄数は860。出来高は8億4,388万株、売買代金は6,589億円。

米国のケリー国務長官が、「犠牲者の数や証拠などからシリア国内で化学兵器が実際に使われたのは明らかだ。我々はシリア政府が化学兵器を持ち、使用する能力があることを知っている」と述べ、「オバマ大統領は、世界で最も憎むべき兵器を使用した者はその責任をとらなければならないと考えている」と語りました。米国海軍がシリア沖の地中海に展開するミサイル駆逐艦を増強したため、シリアのアサド政権に対して、ミサイルを使い、軍事拠点を爆撃する可能性も警戒され、昨日のNYダウは64ドル安の14,946ドルと売られました。

東京市場も朝方は日経平均が109円安の13,636円まで売られましたが、シリア問題で売り込まれることはそれほど大きくは拡大しませんでした。安倍首相が、「法人税率の引き下げについて幅広く議論していただきたい」と述べたことも下支え要因となったようです。

ソニーが値上がりし、伊藤忠商事も買われました。

汚染水問題に対して、茂木経済産業大臣が昨日、「汚染水の対策は東電まかせで、もぐらたたきのような状況が続いてきたが今後は国が前面に出る」と述べ、難易度が高い対策は、予備費活用を含め財政措置も検討する考えを表明したため、東京電力(9501)も反発しました。

3Dプリンターなどを自由に使える施設「ファブラボ」の普及を促す国際シンポジウムが26日に横浜で開催されたことや、経済産業省は来年度予算の概算要求に3Dプリンターの次世代機開発の支援で45億円を求めると報じられたことで、3Dプリンター関連のローランドDG(6789)群栄化学(4229)も買われました。

菱洋エレクトロ(8068)は、重電メーカーやFAメーカー向けにパワー半導体や光デバイスの取扱いが持ち直し、2014年1月期の純利益見通しを8億円(前期比9割増)→11億5千万円(前期比2.7倍)に上方修正したことで買われました。

愛知製鋼(5482)が買われましたが、鋼材販売価格の想定などが保守的で、会社計画の経常利益86億円(前期比8.5%増)に対して、東海東京調査センターでは105億円(前期比32.4%増益)と予想しています。

日経ジャスダック平均は1,766円55銭の1円54銭安。大幅増配し、昨日はストップ高となった夢真(2362)は本日は伸び悩みましたが、子会社の夢テクノロジー(2458)が買われました。

ホロンやガンホーが高く、澤田ホールディングスやウェルネットが売られました。

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