概況/前引け 今週も米国情勢に右往左往しそうと、東証は揉み合い。旧大証単独上場銘柄の値下がりが目立つ

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は13,647円64銭の12円91銭安、TOPIXは1,141.02の0.61ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は768、値下がり銘柄数は787。出来高は8億8,893万株、売買代金は6,745億円。

9月にFRBは資産購入の縮小に踏み切るとう見方が優勢となっていますが、今週は本日が7月の耐久財受注で、明日はサンフランシコ連銀の総裁のパネルディスカッションと6月の住宅価格指数、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、29日(木)はリッチモンド連銀とセントルイス連銀の総裁がそれぞれ講演を行うので、米国の情勢に引き続き右往左往しそうという見方で、週明けの東京株式市場は揉み合いとなりました。

トヨタも冴えず、銀行株も揉み合いで、NTTドコモ(9437)が9月にアップルから発表される新型iPhoneの販売に加わると、脅威になるという不安から、KDDI(9433)ソフトバンク(9984)は値下がりしました。

東証と大証が統合したことで、大証単独銘柄にはTOPIX連動型ファンドからの買いが入ってくると期待されましたが、本日は東証1部市場の値下がり率上位に、神戸電鉄(9046)近鉄百貨店(8244)山陽電鉄(9052)キング(8118)など旧大証1部の上場銘柄が並びました。

TOPIXに完全連動することを目指すパッシブファンドによるリバランスが2回(8月29日、10月30日)予定されていますが、既にパッシブファンドの買い需要量を上回るポジションが積み上がっている可能性が高いので、1回目のTOPIX組み入れが行われる8月末からこれらの銘柄の株価下落が始まると野村証券から報告されたことも警戒されたようです。

一方、安倍政権の成長戦略で労働市場の流動化を目指しているので、キャリアデザインセンター(2410)パソナグループ(2168)フルキャスト(4848)テンプホールディグス(2181)などが買われました。

また、保育所関連のJPホールディングス(2749)や、国土強靱化関連の日本橋梁(5912)PS三菱(1871)なども値上がりしました。

日経ジャスダック平均は1,768円18銭の6円36銭高。夢真ホールディングス(2362)は建設現場に現場監督を派遣する会社ですが、子会社で保育所の運営や保育士の派遣事業も行っているので、厚生労働省が企業内保育所で待機児童の受け入れ枠を広げるため、社員の子供が1人でもいれば助成できるよう規則を緩和すると24日の日経新聞で報じられたことを受けて、関連企業の1つと着目されたようです。

リプロセルやレーサムが値上がりし、C&Gシステムズやニューフレアテクノロジーは売られました。

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