概況/大引け インドネシアやインドの株式市場は反発。ただ、FOMC議事録公表を控え、東証の反発は限定的

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,121.74の3.53ポイント安、日経平均は13,424.33円の27.95円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は577、値下がり銘柄数は1,016。出来高は21億226万株、売買代金は1兆8,059億円。

米国の量的緩和の縮小観測により、資金が引き上げられるという不安から、大幅安に見舞われていたインドネシアやインドの株式市場が本日は下落を回避していたことから、東京株式市場も小康状態となりました。

インドネシアでは国営企業相が金融サービス庁の承認を受けて、市場から直接自社株を買い戻すよう国営企業に要請したことや、インドネシア最大の公的年金基金が急落しているインドネシアの株式を買い増す方針と報じられたことが下支えとなりました。インドでは中央銀行が、市中銀行に義務付けている債券保有の水準を緩和したことで、銀行株が買われました。

ただ、本日は米国で7月30日~31日に開催されたFOMCの議事要旨が公表されるので、「資産購入プログラム」の縮小・停止に関する発言が増えているのでないかと警戒され、東京株式市場の反発は抑制されました。

セガやカプコン、タイトーなどゲームソフト15社がスマートフォン向けゲームの顧客開拓で連携すると日経新聞で報じられたため、DeNA(2432)グリー(3632)は売られました。

近畿日本鉄道(9041)は、お昼休み時間中に公募増資と株式売り出しを発表し、後場は売られました。公募増資は1億7,000万株で、発行済み株式数が9.9%増える予定です。需要に応じて行うオーバーアロットメントによる売り出しは上限が2,550万株となっています。最大783億円を調達し、ターミナルビルの建設資金に充てる計画です。

一方、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)はクレディスイス証券が投資判断を「Underperform」→「OUTPERFORM」に、目標株価を1,650円→2,100円に引き上げたことで買われました。東邦チタニウム(5727)の投資判断も「Underperform」→「NEUTRAL」に、目標株価を660円→750円に引き上げています。

鴻池運輸(9025)は、医療機関向け物流サービスなどを提供する医療関連ソリューション事業を強化すると日刊工業新聞で報じられ、値上がりしました。医薬品や医療機器のメーカー、卸などの物流機能を集約した物流施設を設置。再生医療における検体の特殊輸送も増やす。手術用医療機器などの滅菌・洗浄代行や医療機関内の院内物流に加えて、事業領域を拡大する。医療関連ソリューション事業の売上高は約100億円ですが、2020年度に300億円程度に引き上げる計画と伝えています。

日本政府が医療産業を成長産業と位置付け、海外展開を支援することから、医療機器メーカーの日本光電(6849)も買われました。

日経ジャスダック平均は1,766円の15円安。ガンホーやデジタルガレージやリプロセルなどが売られました。

一方、エンジャパン(4849)は、いちよし経済研究所がレーティングを「B」→「A」に引き上げたことが好感されました。フェアバリューは20万円を継続しています。 求人広告の成功報酬型へのシフトは順調に進んでいて、成功報酬型サービスが今後のドライバとなり、中期利益成長率を年率12%と予想しています。

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