概況/前引け 21日のFOMC議事録を控え、様子見。エジプト情勢緊迫化による原油高も警戒

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,143.29の0.64ポイント高、日経平均は13,669.77円の19.66円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は966、値下がり銘柄数は605。出来高は7億3,326万株、売買代金は6,118億円。

先週金曜日の米国では、フィッシャー米ダラス地区連銀総裁が景気指標が良好なら量的緩和縮小を9月にも開始すべきと述べ、米国長期金利は上昇し、NYダウは3日続落となりました。

お盆休み明けの東京株式市場は様子見姿勢の中、揉み合いとなっています。

8月21日(水)に米国で7月30日~31日に開催されたFOMCの議事要旨が公表されるので、資産購入プログラムの縮小開始時期と購入額の削減ペースに関する手掛かりを得ようとして、発表前は手控えムードとなっています。また、エジプト情勢の緊迫化で、スエズ運河の運航に支障が生じる場合、原油価格が急騰し、世界経済に悪影響を及ぼすことも心配されています。

原油価格の急騰と火力発電のコストが膨らむことが警戒され、東京電力(9501)を始めとした電力各社が値下がりしています。

一方、石油備蓄の思惑で、石井鉄工所(6362)が買われました。

羽田空港の沖合滑走路や国際線ターミナルの新設事業に伴って発生した空港跡地(東京都大田区)を「国家戦略特区」拠点にする構想が政府内に浮上したと産経新聞が報じたため、空港施設(8864)日本空港ビルデング(9706)が大幅高となりました。政府の構想では中小製造業支援、クールジャパン、先端医療の3分野を集積すると伝えています。

ゼリア新薬(4559)は、スイスのビフォーファーマと、鉄欠乏症治療剤の日本国内での開発と販売の独占的契約を締結したと発表し、買われました。

MonotaRO(3064)は台湾の製造業者から輸入し、国内で販売していた自動車用ブレーキパッド部品の一部に、「労働安全衛生法等」で定められた基準値を超える石綿が混入している可能性があることが判明し、自主回収すると発表したことで売られました。

日経ジャスダック平均は1,789円の8円高。リプロセルやC&Gシステムズ、ローツェなどが高く、ガンホーやクルーズなどが値下がりしました。

戻る