概況/寄付き エジプトの非常事態令でNYダウ下落し、東証も値下がり。グリーは減益と減配を発表したが値上がり

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,080万株、買いは1,090万株でした。

9時16分時点のTOPIXは1,159.14の12.20ポイント安、日経平均は13,874円の175円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は1,322。

昨日のNYダウは113ドル安の15,337ドルでした。9月の量的緩和縮小予想や、エジプトで前大統領支持派と治安部隊の衝突について大統領府が非常事態宣言を出し、事態の悪化が伝えられたことも警戒されました。

今朝の東京株式市場も売られています。エジプトで軍主導の暫定政権が、軍事クーデターへの抗議を続けていたデモに対して、強制排除に乗り出したため、国際的な緊張が高まることが不安視されています。

トヨタ(7203)が小幅安で、ソフトバンク(9984)も安く、ケネディクス(4321)も売られています。

クラレ(3405)は、シティグループ証券がレーティングを「2」(=中立)→「3」(=売り)へ、目標株価も1,400円→1,030円へ引き下げたことで売られました。収益の6割弱を稼ぎ、LCD部材随一の利益率を維持してきたPVAフィルム事業は転換点を迎えていると述べています。これまで以上に、LCD需要の先行きが不透明感を増していること、日本合成化学(4201)との一段のシェア争いに加え、同社最大の顧客である日東電工(6988)の内製化(コーティングPVA)というかつてない脅威が顕在化しているそうです。

一方、グリー(3632)は、2013年6月期決算の営業利益が486億1,500万円(前期比41.2%減益)で、年間配当も前期実績の30円→14円に減額しましたが、株価は値上がりしました。シティグループ証券では投資判断は「2H」(=中立/高リスク)ですが、第4四半期の営業利益は78億円(第3四半期比28%減)と、シティグループ証券の予想54億円を上回りポジティブな印象と述べています。

ニコン(7731)は、理化学研究所とiPS細胞を使った再生医療を低コストで実現するための技術を共同開発すると日経新聞で報じられ、値上がりしました。2017年度をメドに病気や事故で傷ついたところに移植する「細胞シート」の量産技術を確立する。まず目の難病患者に使う網膜用シートを作る計画です。

戻る