概況/大引け 7月の景気ウォッチャー調査は4ヵ月連続で低下。日経平均の下げ幅拡大で、円高も加速

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,139.59の15.67ポイント安、日経平均は13,605.56円の219.38円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は300、値下がり銘柄数は1,341。出来高は23億3,338万株、売買代金は2兆1,481億円。

内閣府が発表した7月の景気ウォッチャー調査で、景気の現状判断DIが52.3と、前月比0.7ポイント低下し、4ヵ月連続で低下しました。企業動向関連や雇用関連は上昇しましたが、家計動向関連の小売や飲食、住宅などが低下。猛暑により飲料等の販売が好調だったものの、高額品販売の伸びに一服感が見られた他、百貨店等での夏のセールが低調だったことなどが影響したそうです。

日経平均が売られたことを受けて、円相場も1ドル=96円10銭台まで円高が進み、投資家心理を冷やしました。

ソフトバンク(9984)が売られ、野村ホールディングス(8604)ケネディクス(4321)が安く、円高警戒で日立(6501)東芝(6502)も売られました。

日揮(1963)は、クレディスイス証券が投資判断を「Outperform」→「NEUTRAL」に引き下げました。日揮の株価は北米やロシアにおける大型LNG案件の受注獲得期待などを背景に、上場来高値近辺で推移してきましたが、株価は1兆円の受注水準まで織り込んだ印象と指摘しています。

一方、不動産住宅情報検索サイト「HOME’S」を運営しているネクスト(2120)が、第1四半期決算を発表。営業利益は前年同期比65.3%増益の8億6,200万円となり、上期の営業利益見通しを5億5,800万円(前年同期比40.7%減益)→9億2,000万円(前年同期比2.3%減益)に上方修正したことでストップ高となりました。「賃貸・不動産売買」や「新築関連」などの主力分野だけでなく、「注文住宅・リフォーム」や「介護」などの新規分野の収益貢献が予想を大幅に上回っています。

綜合警備保障(2331)は、野村証券が投資判断「Buy」継続で、目標株価を2,000円→2,200円に引き上げたことが好感されました。来年4月に日産クリエイティブサービスのセキュリティ事業を取得予定です。日産グループ向けに機械警備と常駐警備を行っており、前期の売上高は約100億円です。買収当初は警備機器の仕様統一が必要なため利益貢献は2016年3月期以降と予想しています。

日経ジャスダック平均は1,796円の15円安。セプテーニ(4293)は、人気の無料通話アプリ(応用ソフト)「LINE」に広告を配信しているメタップスと業務提携を発表したことで買われました。お互いの広告商品を販売したり、顧客を紹介しあうそうです。

その他、デジタルガレージ(4819)クラスターテクノロジー(4240)は売られました。

戻る