概況/大引け NYダウの最高値更新や円安を好感。海外市場の緩和継続と景気回復の「ダブルエンジン」

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,196.17の32.78ポイント高、日経平均は14,466.16円の460.39円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,586、値下がり銘柄数は116。出来高は26億8,654万株、売買代金は2兆3,170億円。

昨日のNYダウは128ドル高の15,628ドルと、7月23日以来、約1週間振りに過去最高値を更新し、円安にも向かったため、東京株式市場は大幅高となりました。

米国で7月のISM(供給管理協会)製造業景気指数は55.4と、6月の50.9から上昇し、市場予想の52.0も上回りました。内訳の項目では新規受注が51.9から58.3に、生産が53.4から65.0へと上昇しています。また、週間の新規失業保険申請件数が32万6千人で、2008年1月以来、5年半振りの低水準となり、本日発表される7月の雇用統計に対する明るい兆候となりました。

欧州ではユーロ圏の7月の製造業購買担当者景気指数の改定値が50.3と、速報値の50.1から小幅に上方修正されました。6月は48.8で、景況の改善・悪化の節目となる50を2年振りに上回りました。重債務国のイタリアも50.4となりました。

ECBのドラギ総裁は昨日の理事会後の会見で、主要政策金利は現行水準またはより低い水準で長期にわかって据え置かれると予想すると述べたため、ユーロが対ドルで売られ、ドル高から円安に向かい、本日は一時1ドル=99円69銭となり、昨日の東京タイムの終値の1ドル=98円61銭に比べ、円安となったことが東京株式市場では歓迎されました。

昨日の海外市場は緩和策の継続と景気回復の「ダブルエンジン」によるグローバル株高という解説も聞かれ、本日の東京株式市場では円安や米国景気の回復で恩恵を受けるトヨタ(7203)マツダ(7261)などの自動車株や、緩和策継続による過剰流動性への期待で不動産ファンドのケネディクス(4321)や不動産流動化事業のトーセイ(8923)などの不動産株も買われ、不動産情報検索サイト「ホームズ」を運営しているネクスト(2120)はストップ高となりました。

日経ジャスダック平均は1,828円の11円高。クルーズ(2138)はソーシャルゲームが好調で第1四半期の営業利益見通しを14億円(前年同期比3.98倍)→15億円(同4.27倍)に上方修正したことで買われました。

ジャストシステム(4686)は、個人向け・法人向けともに堅調で、家庭向け学習ソフトなどの新商品・サービスの販売拡大に努め、第1四半期の純利益が3千万円→6億3千万円に6億円増加したことでストップ高となりました。

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