概況/大引け 円安から後場一段高。中国人民銀行が銀行間市場に資金供給を行い、上海株反発も好感

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,148.53の20.08ポイント高、日経平均は13,869.82円の208.69円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,508、値下がり銘柄数は203。出来高は25億7,904万株、売買代金は2兆2,449億円。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁が、経済支援で利下げが必要な場合、インフレは障害とならないとの認識を示し、豪ドルの下落はマクロ経済の観点から理に適いそうと述べ、更に下落しても大きな驚きはないと表明しました。豪ドルが対ドルに対して急落し、ドル高圧力が対円にも波及したため、円相場は1ドル=98円40銭台と、朝方の1ドル=97円台後半から円安方向に向かいました。

中国人民銀行が銀行間市場に資金供給を行い、上海株式市場が反発したことも、東京株式市場にとって支援材料となりました。

東京株式市場では円高を警戒し、売られていたトヨタ(7203)マツダ(7261)などの自動車株が反発しました。

東京電力(9501)は、甘利経済再生担当相が新潟県の泉田知事と会談し、柏崎刈羽原発の6号機と7号機の安全審査の申請を了承するように理解を求めたことが材料視され、値上がりしました。ただ、泉田知事から理解は得られず、会談はすれ違いだったと述べています。

エンプラス(6861)は、LED用拡散レンズの販売が増加し、第1四半期の営業利益は40億9,300億円(前年同期比389.6%増で、2014年3月通期の営業利益計画を60億円(前期比31.7%増)→130億円(前期比2.85倍)に上方修正したことで買われました。

川崎重工(7012)は、第1四半期の営業利益が前年同期比148.4%増の167億5,200万円となり、上期の営業利益計画が200億円(前年同期比94.1%増)→240億円(前年同期比2.33倍)に上方修正したことで買われました。川崎重工はボーイング社の「787」の前部胴体や主脚格納部や主翼固定縁部の生産を担当していますが、「777」や「787」の分担製造品の増加や、新興国向けのオートバイの売上増加が寄与しました。

日経ジャスダック平均は1,841円の25円高。ガンホーオンライン(3765)はスマホ用ゲームの「パズル&ドラゴンの利用者が増え、1~6月期の営業利益は前年同期比44倍の451億円となりましたが、好業績も株価には織り込み済みという反応で、売られました。

一方、CAD/CAMの会社で3Dプリンター関連と目されているC&Gシステムズ(6633)が高く、パチンコ・パチスロ遊技機のキャラクタービジネスのコモンウェルスエンターテインメント(7612)はカジノ関連という連想で買われました。

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