概況/前引け 決算発表のさなかで、来週の米国重要イベントの多さも様子見要因となり下落

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,176.89の25.43ポイント安、日経平均は14,250.57円の312.36円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は1,430。出来高は13億3,105万株、売買代金は1兆1,073億円。

米ウォールストリートジャーナル紙が来週30日~31日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)で、金融政策の先行き見通しを示す指針の「フォワード・ガイダンス」を修正し、利上げを急いでいないことを示す見込みと報じました。

それに対して、英フィナンシャルタイムズ紙はFRBの次期議長候補として有力視されるローレンス・サマーズ氏は量的緩和の効果に否定的な見解を示したと報じました。サマーズ氏は量的緩和策は多くが想定するほど実体経済の押し上げに効果を発揮していないとの見方を示したと伝えています。

日本企業の決算発表の最中であることや、円相場が1ドル=99円05銭近辺と円高に向かっていること、米国の7月30日~31日のFOMC、7月31日の米4~6月GDP、8月1日の米7月ISM製造業景気指数、8月2日(金)の米7月雇用統計の発表など、米国の重要イベントも控えているため、東京株式市場は見送り色が強い中、値下がりしました。

ソフトバンク(9984)が安く、第1四半期決算が営業赤字だったアドバンテスト(6857)芝浦メカトロニクス(6590)が売られました。円高警戒でトヨタ(7203)東芝(6502)日立(6501)などの輸出関連も売られています。

値上がりしている銘柄は乏しい状態でしたが、GMOインターネット(9449)はスマートフォン向けリワード広告配信「GMO SmaADリワード」で「LINEフリーコイン」の販売を開始したと発表したため、買われました。

KADOKAWA(9477)は、第1四半期の営業利益は前年同期比18.6%減益の19億4,100万円でしたが、株価は値上がりしました。前期の第1四半期で好調だった自社制作映画「貞子3D」の反動減が主因ですが、今期は8月末に「貞子3D 2」が公開予定なので、第2四半期決算に貢献すると期待されています。

日経ジャスダック平均は1,869円の8円安。テックファーム(3625)デジタルガレージ(4819)が売られ、アエリア(3758)プラップジャパン(2449)は買われました。

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