概況/前引け キヤノンが下方修正で安い。北海道電力や関西電力も安全性審査へのデータ不備で下落

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,208.02の11.90ポイント安、日経平均は14,648.46円の82.82円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は421、値下がり銘柄数は1,202。出来高は11億550万株、売買代金は1兆29億円。

ソフトバンク(9984)が利食い売りに押され、キヤノン(7751)も中国や欧州を中心としたデジカメの回復が遅れ、2013年12月期の営業利益見通しを4,500億円(前期比39%増益)→3,800億円(前期比17.3%増益)に下方修正したことで売られ、ニコンも連想売りを受けました。

カネボウ化粧品の被害が重荷になると心配され、花王(4452)が大幅続落となりました。

日本高純度化学(4973)は、半導体パッケージ基板用のめっき薬品の販売が低迷し、第1四半期の営業利益が前年同期比14.2%減益となったことで売られました。

北海道電力(9509)は、泊原発の1号機と2号機の再稼働に向けた安全審査で、構造の異なる3号機のデータを用いていたため、審査が保留となったことから、株価は続落となっています。

関西電力(9503)も、高浜原発の3号機と4号機(福井県)の申請で、福井県の想定している津波を評価していないなど新規制基準に沿っていない部分があり、原子力規制委員会から、「関電は対策を小出しにし、新基準を満たす最低線を探ろうとするかのようだった」と批判されました。

一方、日立ハイテクノロジーズ(8036)は、第1四半期の営業利益は1,400万円(前年同期は94億円)と99.9%減益でしたが、株価は値上がりしました。外観検査装置の大型案件獲得など、半導体製造装置の受注が好調なことから、会社側は上期の半導体製造装置の受注計画を501億円から530億円に上方修正しました。野村証券は投資判断「Buy」継続で、目標株価を2,544円→2,601円に引き上げています。

日経ジャスダック平均は1,883円の7円高。イマジニア(4644)は無料通話・メールアプリの「LINE」向けに「リラックマ」のスタンプの売上高が伸びていることが注目され、年初来高値を更新しました。

再生医療関連のジャパンティッシュエンジニアリング(7774)の値上がりも目立ちました。

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