概況/寄付き 今朝の東京株式市場は揉み合いのスタート。キヤノンの下方修正で、ニコンも安い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが810万株、買いは1,400万株でした。

9時15分時点のTOPIXは1,217.50の2.42ポイント安、日経平均は14,709円の21円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は744、値上がり銘柄数は730。

昨日のNYダウは25ドル安の15,542ドルと反落しました。建機のキャタピラーが通期見通しを下方修正し、通信のAT&Tもアナリスト予想を下回ったことで売られました。

今朝の東京株式市場は揉み合いの始まりとなっています。ソフトバンク(9984)が小幅安で、トヨタ(7203)も横這い、新日鉄住金(5401)も2014年3月期の経常利益が前期比3倍強の3,000億円程度になりそうと報じられましたが、22日にトヨタと2013年度上期(13年4~9月)の鋼板価格を12年度下期比で1トンあたり1万円(約10%)値上げすることで合意したことで買われた分、本日は反応薄となっています。

キヤノン(7751)は、デジタルカメラの販売下方修正により、2013年12月期の営業利益見通しを4,500億円(前期比39%増益)→3,800億円(前期比17.3%増益)に減額したため、売られました。デジタルカメラの販売低調が警戒され、ニコン(7731)も連想売りを受けました。

一方、オービック(4684)は、第1四半期(4~6月)決算の営業利益は49億6千万円(同15%増益)となり、買われました。大和証券ではレーティング「2」(=強気)としていますが、再考の余地もあると述べ、今後、長期にわたり特需に潤うと予想しています。10~12月にはWindowsXP更新特需の本格化が期待され、2015年3月期には消費税対応特需、2016年3月期はマイナンバー対応特需が到来すると見ています。

日本電気硝子(5214)は、第1四半期(4~6月)の営業利益が34億円(前年同期比56.9%減)でしたが、会社計画10~30億円に対してやや上振れたことや、7~9月期の営業利益計画が56~76億円と、前四半期比で改善が見込まれていることで、買われました。ただ、野村証券では液晶ガラス事業は短期的な変動はあるが、年間ベースでは需要の伸びを単価の下落ペースが上回り、減益基調が続くと予想し、今後、年間16円の配当を維持することは難しくなると見られ、減配の可能性も想定しておく必要があると報告しています。

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