概況/大引け 今後本格化する決算発表を控えて様子見ムード。東陽テクニカは下方修正、日本電産は上方修正が好感

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,219.92の2.80ポイント安、日経平均は14,731.28円の47.23円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は734、値下がり銘柄数は873。出来高は21億1,807万株、売買代金は2兆98億円。

日本企業も4~6月期決算を迎えているため、内容を確認したい気持ちから、やや手控えムードとなり、小幅反落となりました。

東陽テクニカ(8151)は、2013年9月通期の営業利益見通しを32億円(前期比3.5%増)→22億5千万円(前期27.1%減益)に下方修正したことで売られました。官公庁、民間共に研究開発支出が活発化しましたが、計測器の受注本格化には至らず、来期納入予定のため、下方修正したそうです。

花王(4452)は、子会社のカネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなる被害が出ている問題で、6,808人から症状や不安を訴える申し出があり、うち2,250人は症状が重いことで大幅安となりました。

一方、ソフトバンク(9984)は出資先の中国の電子商取引最大手のアリババグループが香港市場に再上場する観測で、昨日に引き続き、買われました。

日本電産(6594)は、第1四半期の営業利益が181億円(前年同期比18.5%減益)でしたが、会社計画の130億円を上回り、2014年3月通期の営業利益見通しを700億円(前期比4.0倍)→750億円(前期比4.3倍)に上方修正したため、買われました。大和証券ではレーティング「1」継続で、目標株価は1万円と評価しています。

中国の李克強首相が今年の経済成長率目標について、「7%を下回ってはならない」と指示していることが昨日、伝えられているため、三井物産(8031)三菱商事(8058)などの商社株も値上がりしました。ただ、コマツ(6301)日立建機(6305)は昨日は反発しましたが、本日は買いが続きませんでした。

日経ジャスダック平均は1,876円の3円高。北海道で帯広が地盤の食品スーパーのダイイチ(7643)は、8月に実施する第3者割当増資をイトーヨーカ堂が引受け、約3割の株式を保有する筆頭株主となるため、北海道で3強のアークスやイオングループ、コープさっぽろに対抗しうる勢力に育つという期待から、一時ストップ高となりました。

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