概況/前引け 日経平均は持ち直し傾向。総合科学技術会議が7月末に行動計画をまとめるため、3Dプリンター関連が高い

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,221.40の4.87ポイント高、日経平均は14,770.27円の112.23円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は940、値下がり銘柄数は620。出来高は12億5,000万株、売買代金は1兆216億円。

米国のヤフーは、ヘッジファンドのサード・ポイントが保有する株式11億6,000万ドル(約1,155億円)相当を買い戻すことで合意し、サード・ポイント創業者のダニエル・ローブ氏を含む取締役3人の退任を明らかにしました。サード・ポイント創業者のダニエル・ローブ氏は、2012年5月にヤフーのスコット・トンプソン前最高経営責任者(CEO)の学歴詐称問題をめぐる辞任に伴う再編で、ヤフーの取締役に就任しました。

ヘッジファンドのサード・ポイントは今年5月に、ソニー(6758)に対して、6.4%を保有する筆頭株主であると明かし、ソニーエンターテイメントの株式の15~20%を公開し、得た資金をエレクトロニクス部門の立て直しに使うことを提案しました。ソニーではエンターテイメント事業との一体経営による相乗効果を重視しているので、提案には反対していますが、サード・ポイントが米国のヤフーへの関与から離れたため、ソニーに対する圧力が強まるという期待で、経営効率改善期待からソニーの株価は上昇しました。

ソフトバンク(9984)は36.7%出資している中国最大の電子商取引運営会社のアリババグループが、年内の新規株式公開に向けて準備を進めているという観測から、上場した際の株式売却益の期待が抱かれているようです。

政府の総合科学技術会議が7月末に行動計画をまとめ、2015~16年度に3D造形装置の新しい試験機を開発することを盛り込むと日経産業新聞で報じられ、群栄化学(4229)やMUTOHホールディングス(7999)などの3Dプリンター関連も買われました。

米国の量的緩和継続期待で、NY金先物相場が上昇したため、住友金属鉱山も買われました。

面、東京電力(9501)は22日に、福島第1原子力発電所の井戸から放射性物質が検出されている問題で、汚染水が「海に流出している可能性がある」と認める見解を初めて示したことで売られ、原発関連の木村化工機(6378)も下落しました。

日経ジャスダック平均は1,872円の5円高。ソフトフロント(2321)は7月5日にOakキャピタルに第3者割当増資を実施すると発表し、経営基盤の強化が期待されているようです。

C&Gシステムズ(6663)も3Dプリンターのデータを入力するCAD/CAMで関連銘柄と目され、買われました。

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